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arkor dev

Studio(ローカル Web UI)を http://localhost:4000 で起動します。Studio は Run training をクリックして src/arkor/index.ts に対し arkor start をスポーンし、進捗をストリームで眺め、出来上がったアダプタと Playground でチャットする場所です。 arkor dev 自体は学習を開始 しません。UI と SPA が話すための小さなループバック API を提供するだけです。

概要

オプション

起動時に何が起きるか

  1. 認証情報のブートストラップ。 ~/.arkor/credentials.json が無いとき、CLI は 常に匿名セッションのブートストラップを試みます/v1/auth/cli/config を呼び、続いて /v1/auth/anonymous から匿名トークンを要求します。ブートストラップ前のメッセージはデプロイが OAuth をアドバタイズしているかで分岐します。OAuth が設定されている場合は No credentials on file — bootstrapping an anonymous session. Run `arkor login --oauth` to sign in to your account instead.(認証情報ファイルがありません。匿名セッションをブートストラップします。アカウントでサインインしたい場合は arkor login --oauth を実行してください)を出して、好きなタイミングで本物のアカウントへアップグレードできることを案内します。匿名専用デプロイでは代わりに No credentials on file — requesting an anonymous token.(認証情報ファイルがありません。匿名トークンを要求します)を出し、arkor login --oauth がそのデプロイでは失敗するため OAuth ヒントは省略されます。いずれの場合も OAuth フローを自動で起動することはありません。トークンが届くと arkor devAnonymous id: <id> — Arkor Cloud uses this id to recognise this client across sessions. Keep `<home>/.arkor/credentials.json` to stay signed in as the same anonymous identity.(匿名 id: <id>。Arkor Cloud はこの id でセッション間でこのクライアントを識別します。同じ匿名 identity を維持するには認証情報ファイルを保持してください。パスは credentialsPath() の解決結果で、Linux と macOS では通常 ~/.arkor/credentials.json)を出します。デプロイが OAuth をアドバタイズしている場合に限り、成功メッセージと並んで warn(Anonymous sessions aren't guaranteed to persist — sign in with `arkor login --oauth` to tie future work to your Arkor Cloud account.、和訳: 匿名セッションは永続性が保証されないので、今後の作業を Arkor Cloud アカウントに紐付けたいなら arkor login --oauth でサインインしてください)が発行され、アップグレード経路が発行時点で見えます。匿名専用デプロイでは arkor login --oauth を案内すると失敗するコマンドへユーザーを誘導してしまうので、warn は意図的に抑制されます。一過性のトランスポート障害(fetch failed)の扱いはタイミングで分かれます。/v1/auth/cli/config が成功してデプロイモードが特定済みのあと、/v1/auth/anonymous で同様の障害が出た場合のみ警告して続行し、Studio サーバーは初回の /api/credentials ヒットで再試行します。/v1/auth/cli/config 自体に到達できなかった場合は同じトランスポートエラーがそのまま再スローされて arkor dev は fail-fast で終了するので、接続を回復してから再実行してください。/v1/auth/anonymous が 4xx で拒否される場合(例えば、このデプロイで匿名サインインが無効になっているなど)は HTTP ステータスを含むエラーで arkor login --oauth を案内します(フルメッセージ: Failed to bootstrap an anonymous session (HTTP <status>). This deployment may require sign-in — run `arkor login --oauth` and try again.、和訳: 匿名セッションのブートストラップに失敗しました(HTTP <status>)。このデプロイはサインインが必要かもしれません。arkor login --oauth を実行して再試行してください)。
  2. CSRF トークン。 この起動用に 32 バイトのトークン(base64url、約 43 文字)を生成。同一オリジンの SPA が読めるよう <meta name="arkor-studio-token"> として index.html にインジェクトされます。クロスオリジンタブはこの meta を読めず、/api/* のミドルウェアに拒否されます。
  3. トークンの永続化(ベストエフォート)。 同じトークンを ~/.arkor/studio-token(モード 0600)にも書きます。studio-app の Vite dev サーバー(pnpm --filter @arkor/studio-app dev)が拾えるようにするためです。書き込みが失敗($HOME が読み取り専用、umask が厳しいなど)しても arkor dev は続行します。影響を受けるのはスタンドアローン Vite dev ワークフローだけです。
  4. リスナー。 127.0.0.1:<port> 上の Hono。Host ヘッダーのガードは 127.0.0.1localhost の両方を受け付けるので、CLI が表示する URL(http://localhost:<port>)は DNS リバインディング系の挙動なしで動きます。
プロセス終了時(通常終了、SIGINTSIGTERMSIGHUP)に studio-token ファイルはベストエフォートで削除されます。クラッシュするとファイルがディスク上に残ることがあり、その場合は次回 arkor dev がローテートします。

ループバックと CSRF のセキュリティーモデルを 1 段落で

Studio サーバーはすべての /api/* リクエストに 3 つのチェックを課します。
  1. Host ヘッダーは 127.0.0.1localhost(DNS リバインディング対策)。
  2. CSRF トークンは X-Arkor-Studio-Token ヘッダーか ?studioToken=...(カスタムヘッダーを送れない EventSource 用)として必須。比較は timingSafeEqual
  3. CORS は意図的に未設定。SPA は同一オリジンなので CORS は価値を加えず、* を反射すると preflight をスキップする「simple」なクロスオリジン POST(text/plainurlencoded)を素通りさせてしまう。トークンが無ければミドルウェアが拒否します。
これにより arkor dev は共有開発マシーンでも安全です。別タブは meta を読めず、過去の起動の古いタブはトークンが一致せず、別オリジンの攻撃者ページはリクエストを偽造できません。

ポートが使用中のとき

arkor dev は空きポートの自動採用はしません。指定ポートが既に使われている(前回の arkor dev が残っている、無関係な dev サーバー、など)と serve() は Node の net.Server から来る EADDRINUSE をそのまま表に出してプロセスは非ゼロで終了します。-p <port> で別のポートを選ぶか、占有しているプロセスを止めてください。

よくあるエラー

デフォルトポート。
ポート指定と自動オープン。